津島の秋祭りは、もともと各地域でそれぞれの目的で行われていましたが、昭和になって10月の第1日曜日に、同日に行われるようになりました。
私が子供のころには、今と同じく10月の第1、土曜、日曜に行われていて、秋祭りは山車に乗らない普通の子供にとっても特別な2日間でした
当時はまだ、土曜日は「半ドン」と言って午前中だけ授業がありましたので、土曜日、学校から帰ると急いで昼食を食べ、早々に、その年「お獅子の家」へ急ぎました。
私の住んでいるK町では、小学校6年生の内の一人の内に、獅子を飾ることになっていました。
お獅子の家?
今の住宅からは考えられませんが、当時のK町の家は、どこも同じような作りになっていて、
所謂、ウナギの寝床と言われる、間口が狭く奥深い作りで、玄関からまっすぐ裏まで続く土間があり、その片側に間続きの部屋がありました。
どういうわけか、入り口を入ってすぐの部屋を「店」みせと呼んでいて、今で言う、「応接間」のようなところ。
たいていはその「店」に、獅子を飾って、町内の子供たちが皆その部屋に集まり、
獅子を担いで神社まで行った後は、そこで夜まで遊んだのです。
この、夜まで遊べるところが、子供にとってはまず特別な出来事でした。
続きは、また。
先回の秋祭りクイズの答え、 宮車は 「小中切」車のこと、 山車に乗っているからくりが「住吉神社の神主」であることから、担ぎ手さんの半纏には「宮車」と染められています。
山車には町内の名前、半纏には人形の名前というところが、粋ですね。 WAYA
ぼくは特に中之町のカシラのはんてんがすきです。
返信削除背中の刺繍がすばらしいんですよ。
ありゃ新車の軽自動車一台より高いかもなぁと妻と話しています。
綾車は中之町ですね。
綾渡が名前の元でしょうか。
あの町内では手首に「綾車」と書かれた汗止めをしてらっしゃいますよね。
なかなかかっこいいです。
「お獅子の家」、いいですね。
まつりのないところに育ったものには、そうした経験がとてもうらやましいです。
津島、いいなあ。
コメントありがとうございます
返信削除綾車は、中ノ町です。正解!
カシラの半纏ですね
今年チェックしてみます